子供の骨育

健康 Apr 18, 2025

学童保育環優舎では毎日小学生新聞の月刊誌『Newsがわかる』を購読しています。今月号の表紙は「10代のうちに強くする! 骨のチカラ」です。

高齢の母が転んだら寝たきりになってしまうかもしれませんし、自分の周囲では転んで骨折する友人が増えたので骨は気になるテーマですが、小学生に骨??と思って手にとってみました。

冒頭から「人間の骨の形成には、とても重要な時期があります。それは1年に身長が5,6センチのびる時期もある成長期(5~20歳)です。」と書いてあり「一生の土台を決める10代」という挑戦的な見出しが並びます。

  • 骨密度は20歳前後でピークを迎え、その後は年齢とともに緩やかに低下していくので、成長期こそ骨密度を高めるチャンス!
  • 新しく骨を作るときに「骨芽細胞」が出すホルモンの一つ「オステオカルシン」が脳の発育や発達にも貢献していると近年注目されている。「オステオカルシン」が血液を通じて海馬に届くと海馬が活性化されて記憶力が向上したという研究結果がある。

昔ながらの体を鍛える子育てにまた新たな科学的な裏付けが加わりました。体を作るのには時間がかかり、結果が出るのは子供たちの老後です。

先日、夜9時頃に某有名進学塾の前を通りかかったら子供たちでごった返していた。電車で自宅に帰って食事を食べたら11時には就寝できるだろうか? 親も塾も成長期の子供の時間の使い方をよく考えてみてとしか言いようがない。

もっと知りたい人はコチラ⇒ 広島大学大学院人間社会科学研究科准教授黒坂志穂